ほうれい線の原因~10代でもできるのはなぜか～

ほうれい線が若い世代の方の間でも、悩みの一つになっています。まさかそんなに若い年齢で悩まされることになるとは、誰も予想していなかったことでしょう。

ほうれい線の原因で、10代でもできるのはどうしてなのか、また、その解消法なども併せてご紹介します。
若いからこそ、しっかりとケアすれば解消することができます。
ぜひ、参考にしてくださいね。

ほうれい線の原因～10代の場合～

おばさんだけにできると思っている若い方がまだまだ多いですが、10代でもほうれい線ができることがあります。
その原因を一つずつ詳しく見ていきましょう。

紫外線

年齢や性別関係なく、この紫外線の影響が原因でほうれい線ができることがあります。
10代といえば、それほど日焼け止め対策を行わない方も多いはずです。
ですが、通学、体育などの授業、部活などで外出することが多く、太陽の光を浴びる時間も多いです。
それだけお肌は紫外線を浴び続けているということになります。

紫外線を浴びると、肌の中では、弾力やハリに必要な成分が破壊されていきます。
肌細胞は傷つき、ほうれい線ができやすい肌環境を作り出してしまいます。
若いから、受けたダメージもすぐに回復できると思われがちですが、夏の強い日差しを、日焼け止めも塗らずに直に浴びてしまうと、かなり大きなダメージとなります。

傷ついた細胞が回復するよりも前にまたダメージを受ける。
それの繰り返しによってシワができ、ほうれい線が表れてくるのです。

骨格

みんな生まれたときから骨格は違っていて、ほうれい線ができやすい骨格というものがあります。
顎が小さく、頬骨が高く、顔の凹凸がはっきりとしている方は、それに当てはまります。

また痩せ気味の方で頬がこけてしまっている方や、逆に頬がぷっくりとして肉付きがよいと、それが支えられずにたるみが起こり、ほうれい線ができやすくなります。

出っ歯の方

出っ歯の方は、どうしても口周辺の皮膚が前方に引っ張られる傾向があります。
これは、上顎が前に出ている方も同じです。

出っ歯や上顎が前に出ていると、口呼吸をする傾向があるので、口周りが乾燥しやすくなります。
皮膚を前に引っ張られることで負担がかかっている上に、乾燥しやすい状態になっている。
これはもう、ほうれい線ができてしまうのも仕方がない状態です。

栄養不足

若いと体型を気にする方が多く、ダイエットもなんだか趣味のようになってしまっているという方もいます。
痩せたい気持ちはわかりますが、そのダイエットの方法に問題があります。

若い方に多いダイエットは、即効性を求めるあまり「食べない」という方法をとりがちです。
また、一つの食べ物だけを食べ続けるという方法も人気になる傾向が強いです。
ですが、そういった食事を続けていると、当然栄養不足になったり、偏ってしまったりします。
そうなると、お肌に必要な栄養素が不足するという状態になるので、弾力がなくなり、ツヤのない肌になっていきます。

結果、痩せられたのはいいけれど、ほうれい線ができて老けた印象を持たれるようになってしまう、ということはよくあります。

表情筋の衰え

最近の若い方は、スマホやPCなどを利用して、SNSでのつながりが主となってきています。
人と会って話す、電話をして話す、ということがひじょうに少なくなってしまっています。

スマホやPCなどを使っているときの自分の表情を思い出してみて下さい。
無表情のことが多くありませんか？
そういった時間が多いということは、顔にたくさんある表情筋を使っていない状態が長く続いているということになります。
表情筋は使わなければどんどん衰えていきます。
それがほうれい線をどんどん目立たせていく原因になります。

姿勢の悪さ

スマホを使っている時、うつむいたり猫背になったりしていることが多いです。
こういった姿勢の悪さは、血流の悪化を招き、巡りも悪くなり、老廃物がうまく排出されずたまっていってしまいます。

その結果、肌のハリがどんどんなくなっていき、シワができやすい状態となり、ほうれい線もできやすくなってしまいます。

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ほうれい線を無くすために10代がすべきこととは？

ほうれい線が10代でできてしまっても、改善することができますので、その方法をご紹介します。

紫外線対策

今までやってこなかった方が多いはずです。紫外線対策には、

日焼け止め
紫外線カット効果のある日傘
紫外線カット効果のある帽子
サングラス
UV加工済みの衣類

などがあります。

今はいろんなデザインの日傘や帽子があるので、きっと若い方でも気に入ったものが見つかるはずです。
紫外線カット効果に関しては、永久的なものではありませんので、3年くらいで買い替えることをおすすめします。

日傘の色は黒っぽい方が紫外線を防ぐ効果は高いです。
ただ、最近多いのが、日傘の内側がシルバーや白のものがあります。
そういった色は、地面の照り返しを反射し、日傘をさしていても反射した紫外線を浴びてしまうので、できれば傘の内側も黒っぽいものを選ぶようにしましょう。

UV加工済みの衣類を、登下校時の制服の上に羽織るのもおすすめです。
ストールなどを携帯しておくと、サッと羽織るだけでUVカットできます。
一番簡単に紫外線対策をできる日焼け止めですが、SPFが50+で、PA++++の表記があるものを選ぶようにしてください。
汗をかくとながれてしまうこともあるので、こまめに塗りなおすようにしましょう。

保湿ケア

紫外線対策と併せて必ず行っていただきたいのが、毎日のスキンケアでの保湿ケアです。若いので、代謝もよく、お肌も若いと安心してはいけません。
紫外線を浴びた肌はとても乾燥しています。
化粧水、美容液、乳液などでしっかりと保湿ケアすることをこころがけてください。
また、ほうれい線がすでにできてしまっている方には、それをケアする美容成分が配合されているものを使う必要があります。

必要な成分は、

ヒアルロン酸
セラミド
コラーゲン
エラスチン
ビタミンＣ誘導体

などです。購入する前にはこれらの成分が配合されているかどうか、成分表記をチェックするようにしましょう。

表情筋エクササイズ

表情筋をしっかりと鍛えることで、ほうれい線が目立たなくなっていき、解消することができます。ほうれい線改善のエクササイズとして一番人気なのは「アイウエオ」エクササイズです。
思いっきり顔を動かしながら、「ア・イ・ウ・エ・オ」と、口を動かすというものです。
口を動かすというよりも、顔全部を使って動かすという感じで行ってください。

もう一つおすすめなのが、ちょっとした遊び感覚でできる「風船ふくらまし」です。
風船は100均ショップに売っていますので、それでＯＫです。
やり方は、ただ風船を膨らますだけです。
風船を膨らますと頬や口周りなどの筋肉をしっかりと使うことができ、ほうれい線解消だけでなく、小顔効果も期待できます。

姿勢を意識する

猫背やうつむいたり、下を向く姿勢は、ほうれい線の原因になります。
スマホを見る時も、できるだけ、自分も目の高さにスマホの画面をもってくるよう意識してください。
また、座っているときも立っているときも、背筋をのばして、きれいで正しい姿勢を心がけていきましょう。

食生活の改善

ダイエットもいいですが、健康的なダイエットをしてください。
1日3食、できるだけ栄養バランスの取れた食事をとるようにしましょう。
どうしても食事からでは難しいというなら、サプリメントを利用するのも一つの方法です。

ほうれい線はメイクでも隠せる！

10代でもメイクは常識になっている時代です。
このメイクを上手に利用して、ほうれい線を隠すこともできます。

ほうれい線がまだ浅い方は、液体ファンデーション（リキッドファンデーション）を使って隠します。
ほうれい線部分に薄く塗ることでその部分にツヤをだし、肌に立体感を出すようにします。

ほうれい線が深い場合は、リキッドコンシーラーを使って、少しずつ乗せてから指の腹でトントンとしながらなじませてください。
明るめの色を選んでほうれい線でできる影を目立たなくしていきましょう。

ほうれい線をメイクで隠す場合、どうしてもファンデーションを厚塗りしてしまいがちです。
ですが、それはNGです。
ほうれい線の程度に応じて、液体ファンデや、リキッドコンシーラーを上手に使って隠しましょう。

ほうれい線の原因~10代のまとめ

ほうれい線の原因で10代の場合は、

・紫外線
・骨格
・出っ歯の方
・栄養不足
・表情筋の衰え
・姿勢の悪さ

といったことがあげられます。これらの原因を踏まえて、ほうれい線を改善するためにすべきことは、

・紫外線対策
・保湿ケア
・表情筋エクササイズ
・姿勢を意識する
・食生活の改善

になります。
表情筋エクササイズも、とても簡単で続けやすいものなので、毎日習慣化させていきましょう。

ほうれい線が10代でできたとしても、しっかりと今回ご紹介した方法を実践していただくことで、目立たなくしたり、解消したりすることはできます。
さっそく今日から始めていってみて下さいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。